うめlog

2011年03月

映画 『闇の列車、光の旅』 2009年 アメリカ=メキシコ
キャリー・ジョージ・フクナガ 監督


映画情報→映画『闇の列車、光の旅』公式サイト

ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが製作総指揮で絡んでいる。

強烈  中南米の現実を描く社会派青春ロードムービー
移民とギャング。
私なんかには多分絶対理解できない、命がけで希望 に向かう旅。

ギャングの青年カスペルと、彼に惹かれていく少女サイラの心情の描かれ方がグッとくる。
『スラムドッグ$ミリオネア』(ダニー・ボイル監督)とも似た感じだけど、
こちらも強烈で、傑作だと私は思う。

ほんとに、現実って・・・。厳しい。

でも、作中で使われてる音楽がかなり好き。

13カウント”のリンチとか、“18個に”ぶった切って犬に食わせる、とか・・・
この数字のこだわりは何か宗教と関係があるんでしょうか??気になる・・。

映画 『あしたのジョー』 2011年 日本  曽利 文彦 監督

映画情報→映画『あしたのジョー』公式サイト

いわずと知れた傑作漫画 の実写ですね。
ところが、私はきちんと原作を読んだことがありません。

だから、なんとなく知ってる気になっている、ジョーと力石です・・・

もうね、伊勢谷友介さんの力石っぷりが、凄くて、素晴らしくてもはやそれだけで、傑作。
うん。ほかの事はもう、どうでもいいくらいよ。

伊勢谷さんのカリスマ性とストイックさがびんびんっス。

まー、ホントに肉体の美しさもハンパなく、パンチの威力も伝わってくるスーパースローでした。

しかも!鑑賞時劇場内には他にお客さんがいなくて、貸切り状態だったの。
そんなわけで、一緒にジャブ、ジャブ、アッパー・・・などと、パンチをくりだしながら観たのでした・・・。

スクリーン貸切り状態なんて、贅沢な時間 で嬉しかったんだけど、あらためて“映画業界のあした”が心配になったぜ・・・

那智大社の八咫烏 熊野那智大社の八咫烏(やたがらす)。 
 ちょっと足元が写ってないけど、 3本足 なんですよね。
 少し調べてみただけでも、とっても興味深い存在 です・・・。 
 
 ま、詳しいことを知りたい場合はサクサクッと検索してください。

日本サッカー協会のキャラクターとしても有名(?)なんだそうで。

え?那智の“御滝”じゃないのかって??
もちろん、まっすぐ落ちる御滝様も、すごいですとも。

ただ、自分としてはこの烏にとても心惹かれたので。

私自身も、日本も、明るい方向に道案内していただけますように と、お願いしておきました。

那智大社、もし、また行く機会があったら、今度はゆっくり古道を歩いて詣でてみたいな。

勝浦漁港は、延縄(はえなわ)漁法によるまぐろ の水揚高が日本一、ということで、解体されたマグロから切り身を少しいただいて帰りました。

もちろん、黒飴『那智黒』も。

海を目の前に 波の音を聞きながら洞窟風呂 で湯につかり、至福。
是非とも再訪したい場所。

映画 『武士道シックスティーン』 2010年 日本  古厩智之 監督


映画情報→映画『武士道シックスティーン』公式サイト

誉田 哲也の著書『武士道シックスティーン』が原作。映画化より先に漫画化もされている。
原作は『武士道セブンティーン』『武士道エイティーン』と続く小説。

剣道一筋の堅物少女と逃げの姿勢のお気楽少女がぶつかり合い、それぞれ強くなっていく、青春 ムービー。

成海璃子さんの素晴らしいこと!!もうそれだけでも価値ある1本。
般若顔も、ナイスだったなぁ。

作品としても、好きなのだけど。
「折れてこその、心」という台詞に、色々と考えます。
自分の弱さや甘さを知ることは、痛くて辛いけれど、それが無ければ強くはなれない。
・・・わかっちゃいますよ。
でも、ほんとに折れると辛くてね・・・ 。なかなかメキメキ強くはなれないし。

なーんて。ちょっと弱ってるな、自分。
もうしっかり大人な歳なのに がんばらないとね

そうそう、武道の所作や振る舞い方(思考)って、日々の人との関わり方にも通ずるものがありますよね。

映画 『川の底からこんにちは』 2010年 日本 石井裕也 監督


映画情報→映画『川の底からこんにちは』公式サイト

お嬢が「えー!私って“中の下”??」 と、言ってるのを聞いて思い出した。
(誰かに言われたらしい・・・“中の上”なら良かったのか?)

この映画のヒロイン(満島ひかり)も「“しょうがない”ですよね」 とか「“中の下”なんで」 とか言ってた

人生、底の底までいって、“もう頑張るしか、しようがない” ってなってからの勢いが気持ち良かった

個人的にはあまり共感するとかいう作品ではなかったけど、満島ひかりさんには今後も期待しています。
(『愛のむきだし』園子温 監督 で、惚れました!)

石井裕也監督と満島ひかりさんのご結婚 は、おめでたくもあり。

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