うめlog

2016年12月

さて、着物ライフの記録も3回目。
image←12月上旬
緑に縞柄の小紋に紬の黄緑半襟。
尾長鶏や孔雀の描かれた面とオレンジに丸紋の面の昼夜帯をお太鼓に。
緑の縮緬帯揚げ。赤茶の帯締め。
外出時のバッグと草履、ポンチョは赤。

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12月上旬→
同じ縞柄小紋に北斎の雀柄はぎれ半襟。
黒の博多織八寸を角だし風に締めて帯揚げとベルトも黒。
短く着付けてキレイ目のショートブーツ。
赤いバッグと黒いストール。ファーの襟巻。
予想以上に雨にあたって雨染みが見苦しくなりそうだったので、思い切って自宅洗いしました。(記事はこちら)
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←12月上旬
洗って縮んだ縞柄小紋に赤の麻の葉柄はぎれ半襟。
赤茶の博多織八寸に同じ色の帯揚げ、モスグリーンの帯締めに赤色楕円の帯留め。
草履とバッグも赤茶系。
緑にテラコッタのイメージです。
夫と買い物のあとお茶。
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12月中旬→
備後デニムの着物に赤の麻の葉柄はぎれ半襟。
白地に濃紺の柄の木綿かがり帯。
赤の縮緬帯揚げに黒ベルト。
母作モチーフ編みのストールにファーの襟巻で防寒。
赤いバッグに深いオリーブ色のショートブーツ。
出雲大社と日御碕灯台へ。雨に降られるも絹物は長襦袢だけなので余裕。虹が綺麗でむしろラッキー★
このコーデはSNSでとても評判が良かった。

母の臙脂ウール←12月中旬
母が大昔に縫った、臙脂なのか紫なのか小豆色か?な地色に何か花柄のウール。
白とブルーグレーの菊の花柄はぎれ半襟。
濃いブルーグレーに唐草の紬かがり帯と、同じような色の帯揚げ。
三色遣いの帯締め。グレーの足袋靴下であったか。
グレーのウール
12月中旬→
グレーに唐草の様な柄のウール。
着物の柄から色を拾って半襟は黄緑の紬、帯まわりは赤茶でまとめ博多織の八寸を角だし風に締めた。冷え込むとの予報だったのでファーの襟巻のほかにタイツと足袋靴下を重ね履き。ストールは冬らしく雪の結晶ブローチで留める。
かくれんぼ猫のがま口バッグを連れて。
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←12月中旬
前回と同じグレーに唐草のウールに黄緑色の紬半襟。
帯まわりも緑にして帯締めや草履、バッグを赤に。
帯はリバーシブルの兵児帯の緑地に椿の柄面を出してパタパタ結びに。帯締めがわりに雪の結晶ブローチ。
母作ショールカーディガンとファーの襟巻で防寒。
この帯は以前の記事にありますが(こちら)反対面はベージュ地に花柄になってます。
image12月中旬→
更紗ぽい縞柄の濃い赤紫のウール。
紺地に紫の花のはぎれ半襟と薄紫の名古屋帯(写真はかなり明るく写ってしまいました)と帯揚げ、濃紫の三分紐に帯留めがわりの雪の結晶ブローチ。
前回と同じショールカーディガンとファーで防寒。
マスタードのバッグがさし色、足もとは赤紫のタイツに半襟の花の葉と同じオリーブ色のショートブーツ。
映画鑑賞の後、義両親と早めの忘年会。
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←12月下旬
前回と同じ赤紫のウール(だって雨降りだったから!)に黄緑の紬半襟。帯揚げは緑の縮緬。
薄グレーに雪が降ってるように見えてくれるかもしれない柄の名古屋帯に赤の三分紐とツリーのブローチをあわせる。
足もとはグレーのタイツに黒のショートブーツ。
温かい雨の日だったので防寒はストールだけで充分。
夫と早めのクリスマスディナーで、いつものフレンチ。
絹物を着る予定してたんだけど、雨のためお気軽素材に変更して、暗めのトーンのクリスマスカラー。
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12月下旬→
赤の鮫小紋に赤地の膨れ織半襟。
黄緑に洋風な花柄の名古屋帯と緑の縮緬帯揚げ。
赤の三分紐にサンタのブローチと、ラビットファーのモコモコを帯飾りに。
バッグは赤地のグッチ、草履は白のエナメル。
着物の色が明るくなってなんだか元気なクリスマスカラー。

12月は緑と赤が多かったね。やっぱりね。年末年始以降は次回記録にて。

image映画記事を書いて、ブログ内の過去の映画ネタをチラチラッと読んでいたら、このブログを始めた頃の、今からほんの4~5年前の私は、ホラーが本当に苦手だったことがわかる。
そりゃそうだ。『グレムリン』すら怖かったんだから。

今でも決して得意ではないけれど、グロいモノも時には笑い飛ばして観られるほどになったし、ゴースト系ならわりと平気だ。なんならサイコホラーはむしろ好きだぞ。
ゾンビ物は好みのものを選んで観るようになったし、『キャビン』とか『ソウ』シリーズとか、もはや好きだもの。(記事にはしていないもよう)
そうか、これが成長というものか!
ただ、未だに祟り系には手がのびませぬ・・・。

まだまだ扉は開かれる、日々成長です。(特に世の中に貢献はしないが)

さて、2016年は劇場鑑賞105本、自宅鑑賞92本と2015年より80本以上少なく、年々鑑賞数が減少しています。
しかし、やはり映画は映画館で観るのが好きだし礼儀だしということで。
心動かされたり、印象的だった映画をいくつか。順位はつけません。
私にしては年内に記事にするなんて随分と早めのまとめになりますが、多分もう年内は観ないので。まぁ、これ以降に観たものは2017年に入れることにします。

【ルーム】
imageレニー・アブラハムソン監督、エマ・ドナヒュー脚本・原作。
ブリー・ラーソンが米アカデミー賞で主演女優賞を獲った本作だけれど、子役の少年と父親役のウィリアム・H・メイシーがとても素晴らしく・・・いや、他も皆キャラクターを魅力的に演じていた。
敢えて省略されているところや見せないところ、わざとサクサクと解決されるシーンなど、見やすく間口は広いが、とてつもなく重く繊細な内容。涙なくしては観られなかった。
でも「よかった!感動!」の涙とは少し違う。そこが魅力。

【エクス・マキナ】
imageアレックス・ガーランド監督・脚本。
『わたしを離さないで』の脚本を務めていたガーランドの今作は、「人間から生まれ人間を超える知性を支配することは可能か、許されるのか。またその存在は支配されることに甘んじるだろうか。」という近未来的、いや、もはや現実となってきた問題に鋭く冷たくそれでいて美しく切り込む。『オートマタ』(ガベ・イバニェス監督・脚本、イギリス・スペイン)とあわせて観るのも面白い。
アリシア・ヴィキャンデルは『リリーのすべて』で助演女優賞を獲ったが、個人的にはこちらのほうを推す。
また、これはくそ親父の娘監禁モノとしてもみられます。親父、クソです。

【裸足の季節】
imageデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督・脚本。カタール・トルコ・ドイツ・フランス映画。
トルコの田舎町の美人姉妹。まさしく自由を奪われた籠の中の乙女たち。
爽やかで眩しいのだけれど、かなりエグくてヘビーな中身。なんとここにもクソなおじさんが登場します。
どうか彼女たちのこの先に陽だまりを、と願う。

【シング・ストリート】
imageジョン・カーニー監督・脚本。
『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』ときて、こちらもハズさないジョン・カーニーさすがです。
音楽映画で兄弟映画。
ハッピーエンドに見えるかもだけどとてもとても哀しい青春映画。
少年たちは皆可愛い。

【ゴーストバスターズ】
imageポール・フェイグ監督・脚本。
ポール・フェイグの作品はいくつか観ていてどれもコメディでかなり面白かった。
ビル・マーレイたちの同タイトルのリブート。
ストーリーは別にアレだが、めちゃくちゃ楽しくて可笑しくて、最高。
クリヘム(=クリス・ヘムズワース)超可愛い。
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マッチョで可愛いといえば『ヘイル、シーザー!』(コーエン兄弟監督・脚本)のチャニング・テイタムも彼だけでも観る価値ありなレベルでキュートだった。

imageあと、キュートといえば『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(デヴィッド・イェーツ監督、J・K・ローリング原作・脚本)は全編通して魔法動物たちが超絶キュートでチャーミングなので今後もシリーズ欠かさずに劇場で観ることを誓う。

【ザ・ギフト】
imageジョエル・エドガートン監督・脚本。
出演作ではだいたい2~3番目にクレジットされることが多いように認識しているエドガートンですが、デキル人ですね。
何でもかんでも見せてしまわず、見せない・語らない部分のせいで観る人によって認識や印象が変わるだろう本作。伏線ひきまくって回収しまくるのもすっきりするけど、個人的にはこういうのが面白いってことだと思う。

マジカル・ガール『マジカル・ガール』(カルロス・ベルムト監督、スペイン)はほんわか魔法少女を装ってこれもまたおそろしくエグい面白い作品でした。
“トカゲ部屋”について語り合うなど、映画仲間の間でかなり盛り上がった1本。
『ブリッジ・オブ・スパイ』(スピルバーグ監督、コーエン兄弟脚本)や『ハドソン川の奇跡』(クリント・イーストウッド監督)は渋くてめちゃかっこいい、素敵なお仕事映画でこれらも私の大好物。
サウスポー『サウスポー』(アントワーン・フークア監督、カート・サッター脚本)は『イコライザー』がなかなか楽しかったフークア監督でしたが、今作もとても熱くて燃える1本でした。ストーリーはベタベタですが、泣きました。ええ、ええ、泣きましたとも。
イット・フォローズホラーではよく分からないものこそが恐怖そのものという真実まんまでかつ青春映画でもあった『イット・フォローズ』(デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督・脚本)と、グッドナイト・マミー映像がけっこう綺麗なのにメンタルがやられトラウマになりそうな救われない話の『グッドナイト・マミー』(セヴェリン・フィアラ監督、オーストリア)が印象に残っています。

【隻眼の虎】
imageパク・フンジョン監督・脚本。
『新しき世界』が最高すぎたフンジョン監督がミンシク兄貴と大虎でまたもややってくれた。
ただの虎対人間じゃないよ。
男と男、親と子の愛に泣いた。
だだしCGの質は物足りない。
大杉漣さんがとっても嫌な奴になってるのと、全体的に日本語がおかしいです。
でも、大虎とミンシク兄貴に泣きますから!


【ヒメアノ~ル】
image吉田恵輔監督、古谷実原作。
タイトルが出るタイミング、天国と地獄のカットバックシーンが最高。
「麦茶ふたつ持ってきて」で号泣。
ただ、未読なので何とも言えないが、おそらく原作からはかなりマイルドなものになっているのではないだろうか。なんちゅうか、間口が広いのだ。個人的には、もっとモンスターの哀しみのような、森田が己のモンスター性に気付く瞬間があってもいいのに、と思った。

【葛城事件】 
葛城事件赤堀雅秋監督・原作。
赤堀監督の舞台版では新井浩文が弟(通り魔)だった。今作では気の小さい兄を好演している。
この中の父親(三浦友和)がどこにでもいそうな理想と家族愛の強い、その愛の向け方をどこかで間違えたのかもしれない男で、その境界がどこなのかがわからない。
そうしてこの父親は胸糞悪いのに哀しみを抱かせる男として記憶に残る。
淵に立つ
邦画では他に『淵に立つ』(深田晃司監督・脚本)も面白かった。そして浅野忠信の不気味さ全開。
怒り『怒り』(李相日監督・脚本、吉田修一原作)ではキャスト全員活きていたけれど、その中でもその自然で完璧な佇まいに妻夫木聡という俳優の素晴らしさを真に実感した。
『セトウツミ』(大森立嗣監督、此元和津也原作)は大森監督ならではなのか、実力のある二人の俳優で魅力的な画面となり、くすくす笑い、ちょっとホロっともさせられた。しかし、菅田くんは最近あちこちひっぱりだこで大忙しですね。

【この世界の片隅に】
この世界の片隅に片渕須直監督、こうの史代原作。
広島・呉に生きたすずさんの日常。
戦争映画だけどラブストーリーでコメディ。“哀しくてやりきれない”のにとにかく愛おしい。
そして服飾についても興味深く見られる。
おそらく虫や戦艦、飛行機など、興味のある人にしたらひとめでわかるような、どこもかしこも細かい描きこみなのだと思う。
アニメーションでこその表現もあり、震えた。そしてやはり愛おしいのひと言。
君の名は。
アニメーションでは『君の名は。』(新海誠監督・脚本)にふれないわけにはいきませんね。こちらも楽曲とストーリーが一体となって揺さぶってくる1本でした。


【湯を沸かすほどの熱い愛】
湯を沸かすほどの熱い愛中野量太監督・脚本。
色々ぶっ飛んでいて「そりゃないわ」の連続なんだが力強くてとにかくまっすぐなので恐らく世間ウケはいいと思う。評価も高くなるでしょう。
だから好きなわけではないが一応取り上げておく


最近は深く考えず笑ったり叫んだり萌えたり出来るようなものが楽しくて、夫婦の在り方や説教じみた戦争ものなどは「はいはい・・・」と興ざめすることが多くなりました。
そういう時は大概作り手が自分より若干若く、そのせいなのか内容に物足りなさを感じてしまうからかもしれません。
「年を取ると子どもに帰る」といいますが、キャッキャとした映画を好むようになってきて、なんだかちょっと分かる気がします。

うわー、『シン・ゴジラ』(庵野秀明監督・脚本)に全くふれてませんでしたー!!
ごめんなさーい。私的にはかなり笑いました。
そしてゴジラの進化にワクワクしました。蒲田くん超可愛いよね。

着物ライフの記録その2です。淡々と。

image←10月中旬
グレーベージュに黒と赤の斜め格子柄小紋。
半襟は渋い更紗柄のはぎれ。
コプト紋がお太鼓柄に入ってる紬のかがり帯。
帯揚げと帯締め、根付と草履をベージュと赤茶であわせる。
バッグは黒に赤が効いてるレザー。
近所のアートギャラリーへ。
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10月中旬→
辻が花調のポリエステル小紋。紬の黄緑半襟。
白地になんとなく唐花が織りだされてる博多織の八寸。
オフホワイトの帯揚げと茶系の帯締め。
特に変わったことはない、日常。
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←10月中旬
多色な色遣いの縮緬ダマスク柄小紋。ベージュの市松絞り半襟。
黒地に幾何学な柄の博多織八寸モスグリーングラデーションの帯揚げ。3色遣いの帯締め。
赤いバッグにアラベスクみたいな柄の入ったエナメル草履。
コスモスを求めて隣県までドライブするも、目的地の花は全て終わっていた・・・。

image11月上旬→
深い緑に朱赤の柄の小紋。半襟は赤のストライプ系はぎれ。
ほぼ白の地に菱紋がお太鼓柄に入ってる塩瀬名古屋帯。
赤の三分紐に国芳の猫の帯留め。バッグと草履も赤。
ストールは黒。ファーの首巻を準備したけど使わなかった。
旅先から新幹線で名古屋ボストン美術館へむかい、国芳と国貞展へ。

image←11月上旬 また少し暖かい
ネコ科の何かも描かれているオリエンタルな胴抜き小紋。
ほぼ黒な濃い緑に黄色のグラデが効いた半襟。
赤茶に丸紋の博多織八寸。
ネコ科の何かは豹という解釈でヒョウ柄のスカーフを帯揚げに。ウサギの根付と茶色の帯締め。
両親宅を訪問。
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11月中旬→
同じ小紋に四つ葉柄のライトグレーの名古屋帯。
オフホワイトの縮緬帯揚げに茶とアイボリーの帯締め。

image←11月中旬同じ小紋に四季の枝花の半襟。
コプト紋の紬地かがり帯。
帯揚げと帯締めを赤茶系に。根付とバッグでマスタードをさす。
黒のストールは葉っぱのブローチで留める。
近所で映画鑑賞。

image11月中旬→
備後デニムに四季の枝花の半襟。木綿のかがり帯に赤の帯揚げとベルト。
赤いバッグと草履、紺と赤のチェックのストール。
紅葉を求めて隣県へ。帰りに寄ったカジュアルフレンチでコップの水をかけられるという惨事にみまわれるも、デニムなので余裕。
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←11月中旬
赤黒斜め格子の小紋に北斎の雀柄のはぎれ半襟。
黒の博多織八寸にヒョウ柄スカーフ帯揚げ。
全体的に黒赤。
紅葉が有名なお寺へ。
この着物は長めに着付けると歩いてるうちに後ろ裾がめくれてくることが多い。この日もめくれて気になって仕方なかった。
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11月下旬→
モノトーンの小花のポリエステル小紋に絞りのはぎれを片身がわりにした半襟。
薄あずき色の博多織八寸に赤の縮緬帯揚げと赤茶系の帯締め。江戸小紋の鼻緒の草履に、ストールとバッグも赤と黒。
夫といつものフレンチへ。
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←11月下旬
オレンジに黄緑の草花柄のしょうざんウール。
黄緑の紬半襟。黄色の博多織八寸とレモン色の帯揚げ。
オレンジの三分紐に蝶と紅葉の柄の帯留め。
黒のストールは自作のクリップ式なんちゃって羽織紐で留める。
草履はオレンジ。
バッグも朱・黄緑・黒のかくれんぼ猫がまぐち。
映画鑑賞の後両親と自宅で食事会。
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11月下旬→
同じしょうざんウールにリバーシブルの大人の兵児帯。
角だし風にしめて、裏面を折り返して帯揚げがわりに。
薄緑の羽織着用。紐は自作のなんちゃって。


12月以降は次回の記録記事にて。

涼しくなって和装での日常が一層心地よい日々です。
が、先日小雨予報が出ていた日に思いのほかよく降って、その日着ていた着物に雨染みができてしまいました。

正絹の袷の縞柄小紋。
image一応短く着付けて足もとはショートブーツにしたのだけど、濡れた。
肩もひざ下も全体的に濡れました。

実は正絹の着物を濡らしたことがなく、雨に濡れるとどの程度の染みが出来るのかとか、縮み方についての興味もあり、やや実験的な思いもあったのでこの出来事は想定内とも言えます。
とは言えやはり気に入ったものが見苦しくなるのは落ち込む。
かと言ってそもそも格安で購入した中古の品に購入費以上のメンテナンス費用をかけるより、一度色々やってみて良くも悪くも勉強料、としたほうが納得できると思い、実験。

まず雨染み(写真を撮っておけばよかったが、ありませぬ)の出来たところに霧吹きで水を吹き付けてみると、乾くとやや縮みがでているようだけれど染みはわからなくなっている。
「これは!水の染みは水で溶かそう作戦、イケるんじゃないない??」とわくわくしはじめました。
①この着物、もともとサイズ的には丈も幅もゆとりがあるので、多少縮んでもなんとかなりそう。
②もし表地と裏地の縮みの比率が極端に違って、歪みが酷くなったら裏地を縫うか何かすればなんとかなりそう。
③最悪どうにもならなかったら解いてスカートなんかのリメイク材料にしよう。
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と、いうことで
たたんで洗濯ネットに入れて30℃くらいのぬるま湯にエマール少々で押し洗い。
2度ほどぬるま湯をかえてすすぎ、1分脱水。すぐに洗濯竿に通して陰干し。
乾いたところでシワのひどいところ(裾のあたりが酷かった)に低温でアイロン。

結果、縮みは着丈が5㎝、幅は縮み無し。
色落ちはあったはずだけどムラにはなっていない。

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 丈感ですが、写真の緑の帯が雨に濡らしてしまう数日前。
 赤茶の帯が洗ってアイロンした後。

 この程度の縮みなら、自分が着るぶんには着付けで調整できるので許容範囲かと思うのでした。

 よかった・・・。
 リメイク材料にしなくてすみました。

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