2024年6月の和装コーディネートまとめ。
Collage_2024-06-30_18_09_00

←1週目
禅の勉強会には枯山水文様の単衣紬に砂紋に見立てたよろけ縞の名古屋帯。帯留めも石に見立てたもの。
紗に紋紗の羽織を着て友人の雑貨屋の催事出店にかけつけたりもした。

木綿や麻、紗やレースの長着に絽や八寸の帯。襟は麻の半襦袢につけている。
紫陽花や鮎など旬な季節のモチーフ。


Collage_2024-06-30_18_15_36

2週目→
引き続き麻、木綿、紋紗など。半襟は半襦袢だったりジレだったり。

能の鑑賞はその日の演目のひとつ『杜若』にちなんで杜若ぽい帯に小面の帯留め。雨だったのでレース着物
ふしぎ駄菓子屋銭天堂展へは登場する黒猫たちと紅子のイメージカラー赤紫。

音符久留米絣にダンス兵児帯なんて遊びもしたり。

Collage_2024-06-30_18_19_08

←3週目
習い事のお稽古は横段に雪輪の単衣江戸小紋寄せに鮎の麻名古屋帯。この日の絽半襟は麻の筒袖半襦袢につけている。足袋も麻の白足袋。
お稽古で「菖蒲(あやめ)香」をしたので翌日菖蒲を着たくなり、菖蒲か杜若かわからないけれど…な浴衣を着ている。

綿や綿麻をほぼ襟無しで着て出先へは夏羽織を羽織っている。

Collage_2024-06-30_18_22_23

最終週→
懐石ランチは近江の麻にブーゲンビリアの琉球紅型名古屋帯。この日は涼しかったので麻の半襦袢を着ている。

平家物語絵巻の前期展示へは平家物語第一巻『祇園精舎』からもモチーフを拾いつつ平家の栄枯盛衰コーディネート。
平家の色(赤)の綿麻に壇ノ浦の波をイメージした波文様の帯。帯留めは沙羅双樹にみたてた椿。この日の手拭いは琵琶柄。源氏の色(白)はあまり使わないようにした。

今季仕立てた小倉充子作『がじゅまる』の浴衣には琉球ガラスの帯留を合わせて初おろし。

梅雨に入って蒸し暑く、浴衣仕様で着るようになったし帯も紗や羅に近いものも使い始め、麻の足袋を履く日も増えている。